国産トリュフは、海外のトリュフに比べて香りが弱いというイメージがあるようです。
質の悪いものや熟成が甘いものに限ってはその通りです。
しかし、本来の国産トリュフの芳香は、海外物に全く引けを取りません。
採れたての国産トリュフは、ほとんど香りはなく、熟成する事により少しずつ香りを出していきます。
中野松露では国産トリュフの香りを最大化させる熟成技術を持っております。
国産トリュフが香りを放つまでのメカニズムは非常に複雑で、様々な要素が絡みます。
採集地、土の質、土の状況、水分量、温度、湿度、サイズ、日数、 等…。
中野松露は、それらの条件により変化する“香りの強さや質”について、膨大なデータを取得しており、実験統計解析(DOE法)結果より、国産トリュフの芳醇な香りを最大化する技術を開発しました。
個々のトリュフによってその最大化条件は変わる為、1つ1つの国産トリュフを丁寧に育て上げ、香りを咲かせます。その香りは国産トリュフ独特の芳香であり、実に芳醇なものとなります。
また、中野松露から出荷される熟成された国産トリュフは、香りセンサ―にて閾値を超えたもののみであり、最高の状態の国産トリュフをお届け致します。
食の安全管理については、定期的な放射線測定、徹底的な衛生管理をしており、お客様が安心してお使い頂ける状態となっております。
~国産トリュフの収穫~
地中に埋もれているトリュフを探すのは至難の業、何も採れずに帰る日も少なくありません。
そんな貴重な食材と出会えた瞬間は、喜びもひとしおです。
菌糸や菌糸束を傷つけないよう手作業で丁寧に掘り起こします。
自然の恵みをこの手にした瞬間から、1つ1つを出荷するまで、感謝しながら、心を込めて“香り”を出します。
お客様の手に渡り、感動してもらえますように。