国産トリュフとは

日本で流通しているトリュフは、ほぼ海外のものであり、国産品が存在する事自体あまり認知されていません。

和名はイボセイヨウショウロ。(日本固有種)
黒いダイヤと名高い高級食材、「黒トリュフ」こと、セイヨウショウロの一種です。

~国産トリュフの分布~
国産トリュフの分布は全国に広がっておりますが、発生箇所は限定的であり、希少な存在です。

国産トリュフ発生の分布図                                       

~国産トリュフの発生時期~
主に8月から発生し、夏の時期に発生する国産トリュフはサマートリュフに分類されます。
香りは淡く、中野松露では取り扱いません。
 
気温がかなり低下する11月付近からはウィンタートリュフとなり、断面が漆黒の大理石模様となります。
この時期からは、サマートリュフとは比にならないほどの香りを擁してきます。

ウィンター(冬)トリュフの断面                           

~国産トリュフの味、香り~
海外ものとは異なる独特な香りであり、何にも例えることができない特有のものです。

人によっては、海苔のような香りと感じる方も居れば、ニンニクとガソリンを混ぜたような香りと感じる方も居ます。感じ方は千差万別ですが、皆さん口をそろえて芳醇な香りと仰います。

国産トリュフ特有の香りがひと皿に加わることで、その料理の魅力を底上げしてくれる食材として、多くのシェフから愛されている食材です。

 
中野松露では、国産トリュフの香りの真価が味わえるウィンタートリュフ(11月~1月)のみを取り扱っております。

中野松露のこだわり